2024/12/24
![【プレステ5】PS5で日本が転売屋に狙われた時は](https://mu-a.blog/wp-content/uploads/2024/09/IMG_2474.jpeg)
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👽PS5で日本が転売屋に狙われた時👽
0002 ゲーム好き名無しさん
PS5で日本が転売屋に狙われた時はアメリカファーストで特に対策らしい対策しなかったからなあ
0004 ゲーム好き名無しさん
>>2
転売対策なんてメーカはできないよ?
0007 ゲーム好き名無しさん
>>4
普通に出来るわwww
PS5が品薄の裏で暗躍する「転売屋」たち、その知られざる舞台裏
なぜPS5は「転売の的」になった? 転売ヤーだけでなく、購入者にも一因が…
流通と消費者の間に入り、上乗せした額で販売して利益を狙う「転売」。一部の状況を除いて犯罪ではないものの、その行動がもたらす悪影響は少なくありません。そうした転売の餌食になる商品は様々ありますが、PS5も転売商品としてずっと狙われています。
PS5の高い人気が、転売の後押しにもなる皮肉
華々しく登場したPS5。その人気の高さが、転売にも火をつける結果に
家庭用ゲーム機としては最も新しい「PlayStation 5」(以下、PS5)は、2020年11月に販売を開始。そして、発売から1年半以上が経過するも、未だに入手難の状況が続いています。
昨今、手に入りにくい商品が転売されるケースが目立つようになりました。このPS5も例外ではなく、インターネット上だけでも、定価を上回る額の販売が跡を絶ちません。
どこからが転売目的なのかは一概に判断できませんが、一般的な購入理由である「ゲームプレイ」が目的の場合、ある程度遊んでから要・不要を考えます。そのため、本来のユーザーが処分するために売るとしても、「新品」や「未開封」といった文言は状況的に付きません。裏を返せば、こうした売り文句を掲げている場合、転売の可能性がかなり高まります。
今もネット上で、定価以上の取引が持ち上がっているPS5。なぜ、転売目的の対象商品としてこれだけPS5に注目が集まっているのか。その背景の一端へと迫ります。
●品薄が続く状況が、事前に察せられたPS5
需要が供給を上回る。それは転売の対象になる基本的な条件です。実はPS5は、早い段階で供給不足が続く見通しが立っていました。
ゲーム機器が転売の対象になるのは決して珍しい話ではなく、発売直後に高額で流通されることがしばしばありました。ですが、今も高い人気を維持しているNintendo Switchですら、1年半も待つことなく普通に買えるようになりました(一時期、コロナ禍で需要が急激に膨らんだ際、品切れが続くことはありました)。
なぜPS5の供給不足が続くのか。それは、新型コロナウイルス感染症の蔓延が大きな原因です。今現在はその影響がある程度押さえられていますが、一時期は多くの工場の稼働率が低下。そのため、生産に必要な部品が思うように揃わず、PS5は想定を下回る供給しか行えない時期が長く続きました。
PS5の発売が始まったのは2020年11月。そして、感染症による影響が世界規模に広がったのは2021年から。新しいゲーム機器がシェアを伸ばすのに数年単位の時間がかかるため、PS5にとって大事なスタートダッシュを、コロナ禍が水を差す形になりました。
感染症の影響で工場の稼働率が落ちるのは、誰が見ても明らかでした。であれば、PS5の生産が伸び悩むのも、十分予測できます。求める人は多く、提供できる量は予定よりも少ない。流通の少なさは価値の高まりに繋がり、その人気の高さが皮肉にも「転売しやすい状況」を招いてしまいました。
●長らく続く入手のしにくさが、購入希望者のストレスに
転売の対象となる大前提は、「儲かること」。儲からないと分かっている商品を転売する人はいません。そして転売での儲けとは、「仕入れ額よりも高く売ること」。この差額が大きいほど、転売する側の利益になります。
掘り出し物を見つけて仕入れよりも高く売る転売もありますが、PS5の場合は新品を購入し、定価を上回る額で販売して儲けを狙うケースがほとんど。「定価以上のお金を出しても欲しい」と考える消費者が一定数以上いれば、定価買いからの転売が成り立ちます。
定価以上の額を出してでも購入する理由は、状況によっていくつかに分かれます。食料が不足すれば、生きるために高い金額でも止む無く購入するでしょうし、この時期を逃すと入手不可能という「限定感」が理由の場合もあります。また、「労力は払いたくないけど、モノは欲しい」と考える方は、例え高額でも手数料と割り切って払います。
PS5の場合、需要に対する供給の少なさから、入手するのが非常に困難。1年半以上経った今でも、抽選販売にたまたま当たるにせよ、先着販売の場にうまく出くわすにせよ、運が良くなければ手に入りません。
いつ買えるかも分からない運頼みな現状は、相応のストレスを購入希望者に与えます。こうした先の見えない日々から脱したい、その手数料として数万円上乗せしてもいい──そう考えてしまう方がいても、決しておかしくはありません。その弱みにつけ込み、PS5の転売が横行します。
PS5が転売の対象になるのは、需要が供給を上回っているから。その埋められない差がある限り、定価を上回る流通が途絶えることはないでしょう。
PS5の「高額転売」がいっこうにやまない実態ノジマが「転売撲滅宣言」を出すほどに深刻
PS5は「確実に稼げる格好の商品」
ある転売ヤーは、「今のところ、(店頭で)5万5000円で手に入れたPS5は買取屋に持ち込めば8万円以上で即売れる。転売する側にとってみれば確実に稼げる格好の商品。店頭販売があると知れば、アルバイトを雇って現地に行かせ、大量に買わせていることも多い」と話す。
PS5の希望小売価格はディスクドライブ付きで5万4978円(税込み)。現在、品薄ということもあって、秋葉原にあるゲーム機の買取販売店では2021年1月時点で、7万~8万円での買い取りが行われている。「PS5は高額買取対象商品で仕入れにいちばん力を入れている。価格の変動はあるが、どうしてもPS5が欲しいという購入希望者が訪れ、年末には1台10万円でも買っていった」(買取販売ショップの店員)。
人気商品を大量に仕入れ、高値で売りに出す人たちは、ネット上で「転売ヤー(転売屋)」と呼ばれる。PS5の場合、買取店に持ち込むだけでなく、フリマアプリや自身が販売登録をしたアマゾンなどのECサイトに仕入れた商品を転売し、利ザヤを稼ぐ。
さまざまな転売が行われる中、2020年に最も問題視されたのは衛生用品の転売だった。新型コロナ感染拡大初期の1~2月には、品薄状態からネット上のマスクの取引価格が100倍以上に高騰した事例もあった。このため、国民生活安定緊急措置法に基づいて3月にマスクや消毒液など衛生用品の転売が禁止された(同年8月に規制解除)。
また、コロナの感染拡大を背景に「巣ごもり消費」でにわかに需要が高まったのがゲーム機だ。供給が追いつかず、転売の格好の標的となったのが任天堂のゲーム機『ニンテンドースイッチ』だった。抽選販売で入手したスイッチの新品だけでなく、中古のスイッチまでメルカリやアマゾンで希望小売価格3万2978円(税込み)の1.5~3倍の高値で売買された。
販売元・小売店と転売ヤーとの間でいたちごっこが続く中、新たなツールを提供する企業が出てきた。サイバーセキュリティ企業のSpider Labs(スパイダーラボズ)が提供する転売ヤーの検知サービスだ。
化粧品や健康食品などを取り扱う通販業界では、かねて通常商品よりも安価な初回お試し商品や希少価値の高い商品が転売目的で購入されることが問題となっている。事業開発部長の宮本雄大氏は「(通販を行う)顧客から、商品を直接購入する場合にも不正検知ができないかと1年ほど前から相談を受けていた。 アドフラウド対策(広告費の詐取防止システム)の技術を転用したところ、(大量購入する)転売ヤーが検知できたことで新サービスの開発を急ピッチで進め提供に至った」と話す。
具体的な検知の仕組みは行動パターンから割り出している。例えば、同じユーザーが複数のアカウントを使い回す、同じアクセス元から連続して注文する、ウェブブラウザを自動で動かすbot(ボット)を使って大量購入するなど、不正な購入をしているユーザーがもつ一定の特徴を把握する。
そして、スパイダーラボズで蓄積したデータから転売目的とみられる購入を検知する。そのうち9割以上が不正購入と判定された。検知サービスは2021年1月から始めたがすでに数十社が導入しているという。
「健康食品や化粧品だけでなくネット通販事業者のほとんどに導入は可能。新型ゲーム機や有名ブランドのスニーカーなど高額転売も目立っている中、転売対策を必要とする企業への導入を積極的に進めたい」(宮本氏)としている。
本当にその商品がほしいと思う人たちへ、正規ルートで届けられる仕組みをどのように担保するのか。チケットや衛生用品以外に規制する法律がない現状において、メーカーや小売店が転売ヤー対策に頭を悩ませる状況が続きそうだ。